09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

世間のはやりの治療でやるわけではない。

2015年12月16日
こんにちは。理事長の金子です。

私のオフィスはインプラント希望の方が多いのですが誤解されないためにも言っておきます。

何でも歯を抜いてインプラントにするわけではありません。
開業当初から歯を保存できそうな歯は一生懸命残そうと努力しています。

勿論条件が悪く頑張ってもだめな時はあります。

最近、マイクロスコープ(顕微鏡)で根の治療をすることがはやっているみたいですが、自慢ではないですが僕は13年くらい前にアメリカ西海岸のサンタバーバラにあるマイクロスコープの第一人者であるシャネリック先生のところで研修を受けてきました。色々検討したうえで今は拡大鏡を使用していますがマイクロスコープでもできます。

blog2.jpg



患者さんで誤解している人がいるので言っておきますがマイクロスコープを使っているから治るのではない。

第1に残せるか残せないかの診断が重要となります。
膿が治らない、痛みが止まらない原因の一つに「歯の破折」があります。これはレントゲンで確認できないこともあるのでマイクロスコープや拡大鏡で見ることは重要です。

blog.png

根管治療(根の治療)は目で見えない治療のため技術が予後を左右します。何でもそうですが特に繊細さが必要です。
ですからある程度は時間(1回の治療時間のこと、通う回数ではありません)をかけなくてはならない処置なのです。

よく根管治療に何回も通っているけで治らないということを相談されますがそれは診断が間違っているから治らないのです。

患者さんの協力としては根管治療中は口をゆすげません。なぜなら根管の中にばい菌が入ってしまうからです。治療中の防湿は必要です。根管治療前にも歯周病菌を除菌することが成功率を高めます。

「歯を保存します」「歯を抜かない治療をしてます」と一見響きが良いですが抜歯適応の歯を残すことは非常に危険です。更に最悪なのは隣の歯とつなげて持たせるとつなげた歯まで失うことにもなりますので気を付けてくださいね。

営業的歯科治療は患者さんの不利益につながります。
未分類